Concept

望む家族の関係を

子供との関係は、なかなか変えられない。今は、しょうがない。と思っていませんか?

潜在意識を活用すると、サッと変化することもあるので、

ぜひ、ご自身の望む家族像をイメージしてみてください。

私自身も、いい母親だと思われたい。という思いがあったのですが、

私は、子供たちとどういう関係を作りたいのだろう?と改めて

望む親子関係を考えて、設定したら、

その直後に長男に「ママは、子供たちに配慮して声かけできるようになったから、前より良くなったよね。」と

声かけてもらったこともあります。

100人いれば100通りの望む親子関係があると思いますので、

ご自身にとっての望む親子関係を明確にしてみてください。

フラグが立てば、やることも見えてくると思います。


ご両親との関係や人間関係についても、潜在意識は何かのメッセージを届けてくれています。

私は、両親の夫婦喧嘩を見たり聞いたりして育ち、その度にケンカを止めたい。仲良くしてほしい。

と願っていました。

3歳の時に喧嘩の仲裁に入りましたが、父に一蹴され、それ以降は仲裁に入りませんでした。

母を守れなかった。父の苦しみを軽く出来なかった。そんな自分は役に立たない。

価値がないと無意識に自分を責めていました。

でも、ある時、「この時、仲裁に入って意見を言ったんだよな。」と事実に視点がいったり

「そもそも母は守る存在なの?」と前提を振り返ってみると、母の強さを認識したり、

「私が父を苦しそうと思ったけれど、本当のところはどうだったんだろう?」と客観的になれたりして、

罪悪感や無力感や無価値観に気づき、両親との間にあった思考の偏りを少しずつ手放していきました。


そして、少しずつ手放していたのですが、普段の人間関係の中で、

人に迷惑をかけててしまうと感じたり、不要な一言を言ってしまうという

無価値観や無力感がまだあると感じ、

どうしてこんなに無価値観や無力感を感じるのだろうと内面を観ていました。


そうしたら、父の長い話を聞き、それに自分なりの意見を返答していなかった日常がありました。

その日常が、無価値観や無力感を感じさせていたと気づきました。

ある時、父の話を聞きながら、「今、私は何を感じている?」と意識を内面に集中しながら聞いていたら、

父の首の手術跡の変化が気になり、

手術の時は、コロナ禍で、歩行が不安定だけど、1人で病院に来てくださいという決まりがあり、

父は、よくやってこれたなあと尊敬と感謝の念が溢れ、それを父に伝えると、

父が柔和になりました。

普段の父は、声が大きく、怒ったり責めたりする口調がベースにありましたが、

その時に感じたことを自分から父に伝えたら、

お互いに温かい感覚を感じました。


それと同時に、私が父としたかった会話や関係はこの温かさだったのだと実感し、

今まで自分から伝えていなかったから、無価値観や無力感を感じていたんだと腑に落ちた感覚がありました。


両親との関係をセルフセッションしていっても、なかなか無価値観や無力感が抜けずにいましたが、

どうしてこんなに無価値観や無力感を感じているのだろう?と内観を続けていると、

現実(父とのやり取り)から、望む家族関係を体験する事によって、

今までの関係が望む形(無力感や無価値観を感じる)ではなかったという事に気づくこともあります。


ご自身の内面を知って、行動していくことで、外側の現象が変わってきますので、

ご自身の内にいつもとは違う感覚を感じたら、それが内なるご自身からのメッセージなので、

探索してみてください。

見つけたかったことを発見できるかも知れません。